2019年6月19日水曜日

(6/19) 帆船編なので・・・おまけ

 今朝、会社に届きました。
送り主は、先にスーパード
ルフィーも落札したことの
ある名古屋のお店です。

 かなり大きい箱で厳重に
梱包してあったので、帰宅
してから、ひとつひとつ確
認しました。

 確かに古いものだと、一
目みてわかりました。
 パーツの横に、プラステ
ィックの薄ーい「はみだし」
(いわゆるバリ)が多いので
ある程度試算できるのです。

 最初は30〜40年前の
ものと思ったのですが、ひ
ょっとして、私めが中学生
の頃にやはり、この帆船の
プラモデルにはまっていま
したので、どうもこの辺
まで遡れそうな気がします。
 バキュームでつくられた
帆の状態からも、そう思い
ました。
 となると半世紀前? の
製品となります。

 ただこれだけ古いと、問
題がありまして・・・
 船体に最後に貼る転写シ
ールなのですが、水につけ
た瞬間、中で一瞬のうちに
粉々になるということがあ
るのです。

 ただ一縷の望みは、幸い
に説明書の冊子に挟み込ん
であったこと

 船名の名前のシールなの
で、これがないとさまにな
りません。
 
 あと嬉しいのは、96分
の1サイズの船員さんのパ
ーツが入っていました。


 さて、もっと深く掘り下
げてチェックを入れてみま
す。
 驚いたのは、プラモデル
なのに今手掛けている木製
の組み立てキットに引けを
とらないパーツがたくさん
入ってました。
 たとえば、帆と船体の操
作に欠かせない綱(糸で表現)
が、付属品でついていたの
ですが、その出来はまった
く同じものです。
 ちゃんと、チェーンも金
属製のものが入っています。

 説明書も、かなり充実し
ていて、木製帆船の組立て
のものよりよくできていま


 ただバキュームでつくら
れた帆が、先に書いた通り
のものなので、こりゃ使え
んわのレベル
 
  さすがに現代の目で見る
と、もうひどすぎ
 カビが生えていたので、
切り刻んで捨てました。
 これで、格下げになって
も不思議なくらい(廃盤に
なっていなければですが)
のものですが、当時はこれ
でしか表現しなかったので
す。
 コストの関係で布を使う
という発想はなかった?

 なんなら、手持ちのディ
アゴスティーニから拝借と
いうことも考えてみようか
と・・・

 最後に、先日会社で96分
の1サイズに変換した図面と
あわせるとピッタリでした。
半世紀前の設計とはいえ、
考証はしっかりしたものだ
と感心
 そりゃ、その頃にこの金
額で発売されていたと考え
れば妥当です。
  ただ、残念なことにドイツ
製ではなく、USA製でした。

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